2025年3月3日月曜日

単語耳

 『英語耳』のシリーズに『単語耳』というのがあります。
ようは『英語耳』の要領で単語も沢山憶えましょう、というコンセプトの本です。

ここで、前回『英語耳ドリル』について書いた後日談を書いておきたいと思います。結局、なんとなく歌えるようになった歌も1ヶ月もしたら完全に忘れました。その後『15時間で速習 英語耳』もやってみました。


本に書かれている通りにやってみました。結果、何となくできるような感じはあったのですが、1ヶ月後にはすっかり頭から消えていました。労力と時間はやたらかかるシリーズですが、やはりしっかりしたエビデンスがない筆者の経験だけからくるパロット効果というもの、もしかしたら向く人もいるのかもしれないですし、うまくいったという人もいるのかもしれませんが、実際指示通りにやって、結果が出なかったことは間違いありませんでした。

なので、このシリーズを試してみたいという方はまづ『英語耳ドリル』を指示通りにやって、終わったら1ヶ月後にどのくらい憶えているかをチェックした方が良いと思います。これで「私はよく憶えている」と言える人は、この方法が向いている人なので、このシリーズをどんどんこなして行けば良いと思います。ちなみにこのシリーズの内容は悪くないと思います。なので、パロット効果の恩恵を感じられる人ならば、このシリーズにおんぶで抱っこ、するだけで確実にかなり英語力が上がると思います。

そこで『単語耳』シリーズです。レベル1~4まであります。
まづ、単語の選択は無難で問題ないと思います。レベル1は簡単すぎるという感じですが、この方法に身体を慣らす、という意味ではちょうどよいのかもしれません。

レベル1、2は改訂版が出ていますが、3、4は改訂版がありません。おそらく2で挫折して買わない人が多いのではないかと思います。私は一応全部揃えて、内容の確認をしました。結論として言えば『英語耳』と同じでパロット効果があっている人なら、機械的に大量の単語を短い期間で叩き込んでくれる素晴らしい本になると思います。でも、レベル3,4の改訂版が出ていない時点でパロット効果があわない人の方が多いことを語っているように私は感じます。

なので、単語学習に行き詰まりを感じて、このシリーズを選択肢として入れる場合15時間で速習 英語耳をまづやってください。それであうかあわないかを確認しないと時間と労力を無駄にする可能性があります。

結論、極めて使う人を選ぶ本、だと思います。











2025年1月16日木曜日

  例解和文英訳教本シリーズの第1冊目です。

どの書評を見てもほとんどが絶賛という本ですが、確かに良い本です。

私は一度全体を通読して、今1日§10づつ実際にてで解答を書きながら読み進んでいます。同時に小さめのノートに和文を左ページに模範訳を右ページに書くという作業もしています。2週目と3週目を同時にやっている感じになります。

これが終わったら、この小さなノートの方を使って和文から英文へすんなりと訳せるように練習しようと思っています。その時に英文法的に自分が説明できないときは本に戻って確認しながら進める予定です。



  またまたずいぶんと空いてしまいました。

  少し大学受験にダイレクトに、とは行きませんが少し音声についての物も取り上げようと思います。『英語耳ドリル』です。「英語耳」シリーズのドリル版というか、『英語耳」が理屈に多くを咲かれているのに対してこれはその実践版、といった感じの本です。



実際に私も指示通りやってみました。初日に100回、翌日50回、今日50回です。
正直結構(特に口が)疲れます。この回数をパロット効果と著者は名付けて英語耳シリーズの骨格としていますが、はっきり言ってしまうとこのパロット効果、しっかりしたエビデンスはありません。著者の経験則で言っているに過ぎないからです。でも、これだけ同じものを繰り返せばたしかに頭に残るよな……というのが正直な感想です。

最初に「Fly Me To The  Moon」をひたすら聞いて歌うわけですが、余談になりますけど、「Fly Me To The  Moon」といえば竹宮恵子の『私を月まで連れてって!』という連想が。

主人公のニナがモラハラだのウザい女だの散々言われていますが、逆に言えばあのくらいは包み込んでしまうくらいの度量が男には欲しいですね。そういう意味ではダンがうんと年上なのも納得。あのくらいの年の差がないと厳しいかもしれませんね。

2024年8月18日日曜日

 ログイン情報がわからず、ずいぶんと長い間入ることができませんでした。

おかげさまで先ほどようやくログインができました。

これからまた少しづつ更新をしていこうと思います。

みなさん今後ともよろしくお願いします。

2022年12月24日土曜日

現代文の入門的テキスト

なんかずいぶんとあいてしまいましたが、またぼちぼち再開していきたいと思います。今回は現代文のスタートにふさわしい本についてです。

 現代文に関してはかつては初心者にしっかりとした基礎を身につけさせる良い本が何冊もありました。たとえば「わかる現代国語」「現代文の重点研究」(これは入門というより入門から使える、という感じの本です)(共に三省堂、藤岡改造 石井庄司  著)、かつて文化放送やラジオ短波などで放送されていた旺文社大学受験ラジオ講座の人気講師だった武石先生による「現代文の攻略法7則」(三省堂、武石彰夫著)、「基礎から説く現代文読解の要点」 (駿台レクチャー叢書、藤田修一著)などがその筆頭だったといえます。藤田先生の記号読解法は賛否が分かれるところではありますが、この本は記号読解法が前面に出る感じではなく極めてオーソドックスに読解の基礎を説いています。これらは各々かなり個性を持った本でしたが大事な抑えるべき点は共通に抑えてあり、感心したものです。








しかし、これらがどんな名著であっても、現在手に入れるのが困難では意味がありません。Amazonやヤフオクでたまに見かけたとしてもとんでもないプレミアがついていて、そこまでして手に入れるというのも現実的ではありません。そこで現在容易に手に入る本にこれらにかわることができる本がないだろうかと色々見てみました。

結論から言えば、これらに代わりうる本はありませんでした。唯一、これらに代わりうるとすればZ会からでている「現代文の解法 読める! 解ける! ルール36」でしょうか。


この本は評論文と小説に大きく分けてその読みとき方を具体的に解説しています。その解説や解説の中心となる解法のルールは非常によくできていて、これをマスターして過去問演習するだけでも共通テストの評論や小説なら満点が狙えるだろうし、そのまま他の有名な問題集などでの演習に入っても評論と小説に関しては困ることはないでしょう。

しかし、この本は前述の通り評論と小説に絞ってあるので、入試で頻出の随筆についてや時々一部の大学で出される詩や短歌といった小説以外の文芸的文章に対しては他の本で補う以外にないのです。そこがこの本の残念なところであるといえます。しかし、それは他の本でもほぼ同じで、そう考えたとき、他の本と比較したときの完成度は高く、入試の最初の1冊としてはこの本がほぼ一択であるといえるでしょう。また、小説以外の文芸的文章は出題される大学がある程度限られているので、自分が受験する大学の過去問を何年か分確認して、出ていなければ特に気にしなくてもよいのかもしれません。

では随筆などの対策はどうしたら良いでしょうか。これに関しては問題演習の中で対策を身につけていくしか残念ながらありません。ただ、対策としては随筆対策としては評論文に準じた解き方をする、という方法で切り抜けてしまっても良いと思います。

演習書についてはまた違う機会にまとめてみたいと思います。



2019年10月6日日曜日

入試によく出る! 「英会話・口語表現」の徹底トレーニング (新装版)

そもそも会話・口語表現の学参自体がとても少なく、あったとしてもセンター試験で必出なのでセンター試験的を絞ったものがほとんどです。

そういう意味で、2次私大対策にも使える本書は非常にありがたく、いかに書きますが、もともと同著者の2008年刊「英会話問題の徹底演習(大学受験スーパーゼミ) 」を実質改訂したものなので、ともから定評のあった本をUp To Dateしたものです。



1.変遷

出版社を変えつつ、3回目の改定の本です。

最初は
2008年の「英会話問題の徹底演習(大学受験スーパーゼミ) 」です。

当時センター試験対策以外の大学受験用英会話問題に特化した本はほとんどなく貴重な存在でした。今も増えたとはいえ著者の在籍する河合塾講師陣による

「英語入試問題解法の王道〈1〉会話問題のストラテジー」
を含めて数冊です。


この本についてはまたほかの機会に改めて書こうと思います。

さて、2008年の桐原書店版から、2016年に「入試によく出る! 「英会話・口語表現」の徹底トレーニング」というタイトルでラピュータから改訂版として出版されました。このラピュータという出版社はこの本以外ほとんど(私が確認した中ではこれのみ)出していないので、なぜこの出版社から改訂版が出たのかは不明です。そして現在はすでに絶版になっています。


そして、今手に入るのが、

今年(2019年)の5月にプレイスから
「入試によく出る! 「英会話・口語表現」の徹底トレーニング (新装版)」 
というタイトルで新装版として出版されました。

内容は新装版というだけあって改定はされておらず、巻末に第1章「会話の決まり文句」の索引が追加されただけです。旧版はネットでプレミアがついていますが今年この本が出たので落ち着いてくると思います。



2.効果的な使い方

構成は各章10日で仕上げる目標となっており、30日で完成となっています。

第1章 会話の決まり文句
第2章 対話表現演習
第3章 総合問題演習

となっています。

使い方としては、この本の使い方に書いてあるように進めていけばよいのですが、

頻出重要表現の200のマスター
→応答表現の演習
→会話の論理展開をつかむトレーニング

という順に進むようになっています。なお、付録の(1)場面別英会話表現は早めに覚えてしまった方が得点にすぐに反映するので、心の余裕を持って進めていけると思います。

・センター対策に使う人はこれを終えて過去問をやれば十分でしょう。

・二次私大対策も通常はこれを終えて過去問を説けば大丈夫だと思います。

・対話文の難易度が高い問題を出題する傾向のある二次私大対策(つまり、この本を終えた後に過去問を3年分ほど解いてみて不安があった場合)にはこの本の後に「英語入試問題解法の王道〈1〉会話問題のストラテジー」 (河合塾シリーズ 英語入試問題解法の王道 1) を挟んで過去問演習で仕上げ、とすればよいと思います。この本を終えた後なら、おそらく3~5日くらいで終わらせることができると思います。

大切なことなのでもう一度繰り返すとこの本の征服にはともかく最初の第1章の頻出表現200と付録の「(1)場面別英会話表現」をしっかり覚えてしまうこと、です。

その上で第2章、第3章と進めば各章10日となっていますが結構飛ばせると思います。


3.唯一の欠点

この本は会話問題の本であるにもかかわらず、CDがついていません
これはかなり致命的です。
この欠点を補うには「英語入試問題解法の王道〈1〉会話問題のストラテジー」を使うことです。連動はしやすいです。






2019年9月12日木曜日

今度こそ再開します

前回「再開します」というタイトルで書いてから軽々と1年以上すぎてしまいました。

実はあのあと、熱中症で入院し、その後遺症で寝込んでいました。
回復してきたら、仕事がたまりすぎていたのと、新しくできる出版社の顧問になったりとドタバタしていました。

そしてこの夏も24度の屋内で脱水症状を起したりとひどい目にあいつつ、ようやく復活した次第です。

参考書の話をこれからも続けていく予定なのですが、そんなこんなで、資料の整理が全然できていないので、資料整理のめどがつくまでよく受ける質問について等を中心に更新していこうと思います。

だいぶ開いてしまいましたがみなさん今後ともよろしくお願いします。